2009年06月08日

PIONEER DVDをリージョンフリー化した

楽天やヤフオクなど自分の平素の買い物場所を見ていると、「リージョンフリー」と銘打ってパイオニアやビクター製のわりと廉価なDVDプレーヤーが売られていた。自分自身はこのグローバル化の時代に逆行するようなリージョンコードという消費者無視の態度は許せんと思っていたのだが、てっきり、その限界を超えた機種をこれらの一流オーディオメーカーが自発的に出しているのかとうれしくなり、あれこれ探して一番安かったアマゾンでパイオニアのDV-410V-KというDVDサイズの画面(720x480)を擬似フルHDのHDMI(1920x1080)にアップコンバートする機能のある機種を選んだ。もちろん、近い将来の液晶テレビ購入を見越してのことである。

これまでリージョンフリーの中華帝国製のDVDプレーヤーを何台か買ったが、どれも駆動系が弱く、1年もつかもたないかのタイミングで再生中に止まるとか異常終了するとか、ついには動かなくなるとかいうトラブルに見舞われていたが、よもや世界に冠たる日本のオーディオメーカー製が手に入るとはこのうえない幸福である。

そして翌日に商品が到着。いまのSHARPのブラウン管テレビにつなき、おもむろに米国アマゾンから個人輸入した「サンダーバード」にDVDを再生してみる。ところがリージョンコードが違うというエラーが出て、そこで動作が止まってしまった。えらい腹が立つと同時に1万円の投資が駄目になったかと悲しくなったが、気を取り直してネットであれこれ探すと、要はリージョンフリーに改造しやすいということであった。そういう篤志家がいるインターネットの世界に感謝だ。

そして改造ファームウェアを入手して、そのバイナリーファイルCD-Rに焼きこんだ。それをセットしておもむろにDV-410V-Kのスイッチを入れる。しかしCD-Rが認識されない。何だかネットの書き込みを見ると簡単そうなんだがなあ。結局3枚のCD-Rを駄目にしたが、どうにもならなかった。日本リージョン向けのDVDなら、東芝のDVD/HDDレコーダーVardia E301を使えばいいだけの話なので、意味がないんだがなあ。

ちなみに改造ファームウェアに付いていた英文ドキュメントを読むと、CD焼きソフトはNeroを使うように推奨されている。そしてフォーマットはもっとも原始的なISO9660-CDのMode1にすること(JOLIETにしない)、文字数はISOレベル1の8+3=11文字の昔のMS-DOSモードにすること、マルチセッションにしないこと、追記禁止のディスクアットワンスにすること、ディスク名を PIONEER にすることが指定されていた。手持ちの昔のNero Expressではここまで細かく指定できないので(普通にファイルやディスクイメージを焼く分にはこれかImgBurnで十分なんだが)、Neroのサイトを見てみると半月使える試用版があったので、それをダウンロードしてインストールしてみた。これで作成したディスクを読み込ませると、あっさりファームウェア書き換えメニューが現れた。「UPDATAED?」というメニューに再生ボタンを押すとファームウェア更新が始まった。またそういうときに限って愚息が近寄ってくる。万が一変なボタンでも押されたら大変なので、どうでもいい用事を言い付けて隣りの部屋に追い払う。

さて終わったとおもむろに米国版サンダーバードを再生させようとした。ところが相変わらずエラーが出る。またネット上の資料を見ると更新が終わったところで、リモコンの「決定」ボタンを長押ししてDVDプレーヤーを再起動するように書かれている。仕方なく怖いがもう1度再起動させて今度は「決定」ボタンを必要以上に力を入れてギュッと押す。数秒するとプレーヤーが再起動された。今度は見事にサンダーバードが再生された。「ファイブ、ジャン!」とメインテーマの音楽が始まると、親父の影響で20世紀後半の歌舞音曲が好きな4歳児が喜んですっ飛んできた。何気ない土曜日が光り輝いて見えた。

あとはメニューが文字化けする問題があるが、これもネット上で写真を載せてくださっている篤志家がいるので、それを見ながら英語版にした。まあ大して難しい単語は使われていないし、そもそもリモコンが日本語表記なんで、どうにかなるだろう。それより海外のDVDが再生できる喜びには換えられない。
posted by 物欲三等兵 at 00:30| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 感激(私のお奨め) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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